ワンダーフィヌマン（2009年生、母カヤドールージュ）

ワンダーフィヌマン（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋精巧に、抜け目なく（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時16歳）と交配したカヤドールージュが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は永田克之。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

5月5日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、伸びてきたドリームチャージ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月18日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

11月7日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、2012 ファイナル特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2013年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた10戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた13戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

5月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。