トキノマンゲツ（2009年生、母ローレルディライト）

トキノマンゲツ（2009年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシーキングザダイヤ（当時8歳）と交配したローレルディライトが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、地方28戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

八木正喜厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2011年）

10月7日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は443kg。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コーヒールンバにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2012年）

10月19日、約11か月半の休み明けで迎えた3戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2013年）

4月17日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月12日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、一般C3五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のユニコーンブーストに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったジツリキワンダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のウッチャリをハナ差振り切って2勝目をつかんだ。

12月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上C3三四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた12戦目は、富士通フロンテック賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のコスモクロッシングをクビ差振り切って優勝

3月6日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上C3四五六（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったパトリオットにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のミッドナイトブルーを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で見沢譲治騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスプモーニをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月9日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で見沢譲治騎手（14戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサカジロキクチャンに5馬身の差をつけて6勝目をマークした。

11月6日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2十十一十二（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で見沢譲治騎手（15戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で見沢譲治騎手（16戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6歳（2015年）

4月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で見沢譲治騎手（17戦6勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5月6日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた24戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で見沢譲治騎手（18戦6勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で見沢譲治騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったベルモントナイトに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で見沢譲治騎手（20戦6勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

8月7日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（21戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のブリスに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。