エプソムライジン（2001年生、母ダンスフィーバー）

エプソムライジン（2001年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雷神。雷のようにターフを駆け抜けて欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したダンスフィーバーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中神牧場。戦績は、中央平地21戦0勝、地方7戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般C27。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中神牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、中神牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

エプソム愛馬会にて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

横山稔厩舎（高崎）へ入厩。

3歳（2004年）

11月7日、デビュー戦は根岸良昌騎手を鞍上に据えて、一般C4 12（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、一般C4 14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーリボルバーから9馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードマリオンから3/4馬身差の2着となった。

4歳（2005年）

2月1日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテーマミュージックから3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデンコウスペシャルをクビ差制して初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた7戦目は、セントレアライン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーハイシャトルからクビ差の2着に惜敗した。

3月26日、中3週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の岳特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月25日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5歳（2006年）

1月21日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6月10日、中9週で迎えた17戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の三陸特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた20戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた24戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた25戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤聖也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6歳（2007年）

1月20日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。