サンライズアトム（2019年生、母アトムスパンカー）

サンライズアトム（2019年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「日が昇る+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時20歳）と交配したアトムスパンカーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は貞広賢治。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3歳（2022年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月18日、中8週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2022年8月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

1月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長尾翼玖騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長尾翼玖騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のミヤマガールを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は長尾翼玖騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5歳（2024年）

3月27日、約10か月の休養明けで迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。