ヤマトリオン（2001年生、母キールロワイヤル）

ヤマトリオン（2001年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋パリにある駅名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したキールロワイヤルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2004年）

3月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスピニングノアールにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。