ユニオンアヤコ（1986年生、母ヒガシシユンラン）

ユニオンアヤコ（1986年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマグニテユード（当時11歳）と交配したヒガシシユンランが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の薫風特別(B3三 C1二)。

経歴

デビュー前

青野四郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1988年）

10月28日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドンエランに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のシクラメン特別 2組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1989年）

3月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノミサキから半馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中5週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクローバー特別 3組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の牡丹特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノダイリヨウから1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のあさがお特別 2組（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のダリヤ特別 2組（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のカンナ特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のりんどう特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザーシーマに1馬身の差をつけて2勝目を収める

10月27日、中3週で迎えた12戦目は、オパール特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコットドールから3馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3二（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1990年）

3月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、春風特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、晩春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた17戦目は、丹沢特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリパンサーから1馬身差の2着となった。

5月8日、中2週で迎えた18戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザーシーマに1馬身半の差をつけて優勝

5月31日、中2週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、武蔵特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンターフルから2馬身半差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた20戦目は、ジューンハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた21戦目は、出口明見騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の奥只見特別（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月17日、中1週で迎えた23戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた24戦目は、M.クラーク騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は出口明見騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた26戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。