ナーヴィスゼータ（2022年生、母フューチャーセイル）

Navis Zeta

2022.03.19

ナーヴィスゼータ（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のThunder Snow（当時8歳）と交配したフューチャーセイルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はゼットステーブル。主な勝ち鞍は2024年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ゼットステーブルから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2024年）

8月19日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた2戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマナコルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月23日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のデビュタント賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったツウエンティフォーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月25日、中4週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の浦和ジュニアチャンピオン（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

3歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したリヴェルベロにアタマ差届かず2着となった。

2月24日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの東海クイーンカップ（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの’25アヴニール賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

10月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、名越賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた13戦目は、とちぎ和牛賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。