アウトオブサイト（2018年生、母オブザーヴァント）

Out of Sight

2018.05.14

アウトオブサイト（2018年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「すばらしい」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したオブザーヴァントが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬 正。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Godolphinによって1,728万円で落札された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

3月6日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファーストソリストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約10馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4歳（2022年）

4月24日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月30日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月19日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

2022年11月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。