レディプラウド（2001年生、母シュバルヴォラント）

レディプラウド（2001年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋堂々たる」。毛色は栗毛。種牡馬のスピニングワールド（当時8歳）と交配したシュバルヴォラントが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地10戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の十勝岳特別(500万下)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,400万円（4.8万×500口）で一口馬主が募集された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエーティーキングを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

4歳（2005年）

1月22日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフジマサチャンプに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月13日、中4週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の山陽特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の八ヶ岳特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月6日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の北洋特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の十勝岳特別（札幌芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエキサイトランをアタマ差振り切って雨中の大混戦を制した。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の大倉山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。