タカイチシャンティ（2015年生、母シンフォニーライツ）

タカイチシャンティ（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時8歳）と交配したシンフォニーライツが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C3十。

経歴

デビュー前

玉井等厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2018年）

11月9日、デビュー戦は野沢憲彦騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天与の負けじ心を発揮して諦めることなく走り切り、3着を確保した。

4歳（2019年）

1月17日、中4週で迎えた3戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のラバーズキッスアイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

7月14日、中9週で迎えた8戦目は、習志野きらっと2019賞（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイムスリップをクビ差だけ差し切って優勝

8月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のシグラップエールをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた13戦目は、過去最大の煌めきで皆様をお迎えしま賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた14戦目は、ちゃす!なら木夫妻ご結婚記念0626（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

6歳（2021年）

1月11日、約14か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトシエに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

2月8日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3九（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたハーモニーフェイズ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3十十一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、セイショウパイロに半馬身交わされて2着となった。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（17戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ミコタマに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で野沢憲彦騎手（18戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野沢憲彦騎手（19戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月10日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野沢憲彦騎手（20戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリスタルに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

9月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で野沢憲彦騎手（21戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

9月28日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で野沢憲彦騎手（22戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハクサンウインクにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月28日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で野沢憲彦騎手（23戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月30日、中4週で迎えた28戦目は、東池大勝軒おはこ15周年記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で野沢憲彦騎手（24戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

7歳（2022年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、一般C3五六（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で野沢憲彦騎手（25戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2022年3月17日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。