ピンクベリーニ（2011年生、母フラライン）

ピンクベリーニ（2011年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「カクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時19歳）と交配したフララインが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

8歳のとき、吉澤ステーブルから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、五丸農場によって220万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月31日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のサニーデイズを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月22日、中7週で迎えた4戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。17頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。