サトノセレナーデ（2021年生、母ウエスタンダンサー）

サトノセレナーデ（2021年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時9歳）と交配したウエスタンダンサーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2024年のびらとり温泉ゆから十周年賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ウエスタンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、サトミホースカンパニーによって1,980万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2024年）

8月8日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、びらとり温泉ゆから十周年賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は512kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビービーダイゴを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタノヒコボシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、ベロニカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るハヤブサアポチャンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って負け無しの3連勝を決めた。

10月16日、中4週で迎えた4戦目は、ツワブキ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のマッターホルンに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。