セノエプリマ（1985年生、母ウルゲン）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

3月27日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネトロイマーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月25日、中8週で迎えた4戦目は、4歳400万下のアベリア賞（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（福島芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた6戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月9日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4歳（1989年）

1月15日、中7週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のレインボーホープを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月11日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（3戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

5月6日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（9戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上400万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下の岩室特別（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアティックウィットに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

10月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、5着を確保した。

12月17日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（8戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。