マフティ（2021年生、母レディトリス）

マフティ（2021年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「私服。父名からの連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時14歳）と交配したレディトリスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず18着に終わった。

3月24日、中9週で迎えた3戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた4戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーペリーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の基嗣誕生祭特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、レースノワエに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、ポッドジャスパーに交わされて6馬身差の2着に敗北した。