ベルビューライジン（1991年生、母グロウカチドキ）

ベルビューライジン（1991年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時8歳）と交配したグロウカチドキが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地9戦0勝、地方22戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の一般C4イ。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月8日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月23日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた8戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4歳（1995年）

1月3日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、5歳C1ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートカレッジに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のドージマハリケーンをクビ差制して雨中の激闘を制した。

6月13日、中0週で迎えた15戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は青木智義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は青木智義騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた20戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は青木智義騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトラーフォンテンから1馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青木智義騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月26日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青木智義騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月31日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1996年）

4月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた26戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた30戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。