ナチュラルホーラー（1994年生、母ブーゲンメリヤ）

ナチュラルホーラー（1994年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時20歳）と交配したブーゲンメリヤが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

8月17日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月15日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3歳（1997年）

1月11日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（8戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（9戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のロングアスリートに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

3月1日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は仲田雅興騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた16戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた17戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月23日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。