モンパルナス（2015年生、母シャインレジーナ）

モンパルナス（2015年4月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「パリの盛り場」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時16歳）と交配したシャインレジーナが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。主な勝ち鞍は2019年のヒヤシンス特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大林ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、栗嶋豊明によって205.2万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月12日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（2018年）

1月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

6月2日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月29日、中7週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月30日、中5週で迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルウッドヘルタに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた10戦目は、八久保めぐみ金沢で誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったオーミティグリスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったユーロジャイズを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、工芸・アート賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月23日、中3週で迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったラフカディオに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンラファエルを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、向春特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のクリアロマンスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカレンスレイを異次元の末脚で3/4馬身差し切って3勝目をマークした。

4月5日、中3週で迎えた17戦目は、笠松町商工会特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般B8 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。