スクリューネイバー（2013年生、母ヒカルトクタイセイ）

スクリューネイバー（2013年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「周りをかき乱す」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したヒカルトクタイセイが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝、地方19戦0勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月26日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3歳（2016年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた3戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月20日、中6週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず最後はダノングランツと並んで10着同着となった。

3月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は三津谷隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月14日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三津谷隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のカフジキングに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は城戸義政騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

11月22日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、加賀四湯賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4歳（2017年）

2月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は三津谷隼人騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた13戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月17日、中8週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、TCKバーベキューガーデン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた16戦目は、一般C1十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったシグラップニコライにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったヒロイックサーガに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中4週で迎えた18戦目は、オープス中郷賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメープルフレイバー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、池月・磨墨賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、最後はジリキと並んで3着同着となった。

11月27日、中3週で迎えた20戦目は、スリーポインテッドスター賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた21戦目は、サイレントナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月26日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

4月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（11戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で和田譲治騎手（12戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた28戦目は、一般C1一二（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で和田譲治騎手（13戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で和田譲治騎手（14戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

7月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、スタールビー賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で和田譲治騎手（15戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月27日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた31戦目は、メテオシャワー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で和田譲治騎手（16戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。