テーオーグレース（2002年生、母ラシアンメアリー）

テーオーグレース（2002年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋優美」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したラシアンメアリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月25日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2005年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、3着に入った。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

5月1日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では弾けるような伸びで猛進したが、伸びてきたファランドール決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。