ヒロノハヤテ（1998年生、母ミルフォードウオタ）

ヒロノハヤテ（1998年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時9歳）と交配したミルフォードウオタが17歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高木英治。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高木英治から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、西村博によって525万円で落札された。

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月12日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

3歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた4戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた9戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4歳（2002年）

3月10日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた15戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた16戦目は、E.ラム騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワシュミットに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。