エルドラドローマン（1988年生、母シャダイスピーチ）

エルドラドローマン（1988年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時16歳）と交配したシャダイスピーチが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回、地方37戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

3月31日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼネラリダンサーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキクノホープを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

11月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシマテンザンに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 雨/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5歳（1993年）

1月23日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月17日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

9月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、一般B1ロ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた15戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1994年）

4月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリックシルバーから半馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリックシルバーから半馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったソルトシェーカーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、エメラルドカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバロマンに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

7歳（1995年）

4月17日、約9か月の休み明けで迎えた25戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドスワンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャラントボーイからクビ差の2着に甘んじた。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般D1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（11戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた29戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックモーメントから2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中0週で迎えた35戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた36戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた37戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドスワンに半馬身の差をつけて雨中の激闘を制した。

12月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8歳（1996年）

1月14日、中5週で迎えた42戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったストレートホーラーからクビ差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた43戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた44戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた45戦目は、鏡川特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた46戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた47戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。