ビアンコヌヴォラ（1997年生、母サウスハクウン）

Bianco Nuvola

1997.04.30

ビアンコヌヴォラ（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時23歳）と交配したサウスハクウンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤 勝。戦績は、中央平地16戦0勝。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦0勝 [0-0-2-14/16]
• 総賞金 国内: 465万円
• 生年月日: 1997年4月30日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 芦毛
• 厩舎: 佐藤吉勝 美浦
• 馬主: 種田恵志
• 生産者: 佐藤 勝
• セール落札価格: 210万円; 北海道10月市場 サラブレッド 2歳
• 抹消情報: 中央：2000年12月15日抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 2000年4月23日/3歳
• コース: 福島芝1200m 右
• 着順: 5着
• オッズ/人気: 134.8倍/13番人気
• 馬番/頭数: 4番/16頭
• 天候: 曇 10.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=11.8/ラスト=12.8
• レースペース: ハイ
• 通過順位: 6-7
• 馬体重 増減: 462kg 0
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 柴田大知 53.0kg

血統

概要

母のサウスハクウンは地方10戦0勝。曾祖母のハイランドミミーは中央平地15戦0勝2着2回、中央障害1戦0勝。父のノーザンディクテイターは海外10戦3勝。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	6×7	2.34%
牡	Nearco	4*5×6*7*7	12.5%
牡	Nasrullah	4×5*6*6	12.5%
牡	Pharos	5*6×6*7*7	7.81%
牡	Hyperion	5×5*7	7.03%
牡	Bimelech	5×7	3.9%
牡	Gainsborough	6*7×6*7	4.68%
牡	Blenheim	6*6×7	3.9%
牡	Blandford	7*7×6*7	3.9%
牡	Chaucer	7*7×7	2.34%
牡	Swynford	7×7	1.56%
牡	John P. Grier	7×7	1.56%
牡S	Discovery	5*6	4.68%
牡S	Teddy	7*7	1.56%
牡S	Black Servant	7*7	1.56%
牡M	Princequillo	5*6	4.68%
牡M	Djebel	5*7	3.9%
牡M	Papyrus	7*7	1.56%
牝	Nogara	5*6×7*7	6.25%
牝	Bloodroot	5×7	3.9%
牝	Mumtaz Mahal	6*7×7	3.12%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Northern Dancer 1961 （CAN）		Nearctic 1954 （CAN）	Nearco	Pharos
				Nogara
			Lady Angela	Hyperion
				Sister Sarah
		Natalma 1957 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
父 ノーザンディクテイター 1974 （USA）			Almahmoud	Mahmoud
				Arbitrator
		Bold Ruler 1954 （USA）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
父の母 Dictates 1964 （USA）			Miss Disco	Discovery
				Outdone
		Punctilious 1954 （USA）	Better Self	Bimelech
				Bee Mac
			Puccoon	Bull Lea
				Bloodroot
母の父 サウスアトランテイツク 1980 （IRE）		Mill Reef 1968 （USA）	Never Bend	Nasrullah
				Lalun
			Milan Mill	Princequillo
				Virginia Water
		Arkadina 1969 （USA）	Ribot	Tenerani
				Romanella
母 サウスハクウン 1990 （JPN）			Natashka	Dedicate
				Natasha
		インターメゾ 1966 （GB）	Hornbeam	Hyperion
				Thicket
母の母 グンザンホープ 1975 （JPN）			Plaza	Persian Gulf
				Wild Success
		ハイランドミミー 1968 （JPN）	ガルカドール	Djebel
				Pharyva
			ハクウン	ステーツマン
				イヅタダ

血統分類

• サイアーライン: ノーザンダンサー系
• ファミリーナンバー: 14-f

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2000/12/10 中京	ダ1700m 良 小雨	4歳以上500万下	グラスクレバー 2.5	14 / 16	1枠 2番	大西直宏	53kg	74.8	14人	13-13-15-16	40.1 / 38.8	458	+2
2000/12/03 中京	ダ1000m 良 曇	4歳以上500万下	マチカネジュウベエ 0.6	8 / 15	4枠 6番	大塚栄三郎	53kg	74.7	13人	10-10	36.5 / 36.2	456	+2
2000/11/19 福島	芝1200m 良 曇	4歳未勝利	メイショウウッズ 1.3	3 / 16	3枠 5番	鹿戸雄一	53kg	16.2	6人	8-9	37.9 / 35.5	454	-12
2000/11/12 福島	芝1200m 良 曇	4歳未勝利	ビューティグレース 0.7	4 / 16	5枠 9番	鹿戸雄一	53kg	51.1	12人	14-10	36.5 / 35.4	466	+2
2000/10/21 福島	芝1200m 良 晴	4歳未勝利	オンワードセピア 1.3	8 / 16	2枠 4番	嘉藤貴行	50kg	13.1	6人	8-9	37.9 / 35.6	464	-6
2000/09/30 福島	芝1000m 良 晴	4歳未勝利	レオタイクーン 0.2	4 / 14	5枠 8番	嘉藤貴行	50kg	32.2	7人	6-5	34.5 / 34.5	470	0
2000/09/02 中山	芝1600m 良 晴	4歳未勝利	アサヒフォンテーヌ 1.5	12 / 15	3枠 4番	柴田未崎	53kg	30.5	8人	9-13-12	36.6 / 36.1	470	0
2000/08/26 中山	芝1200m 良 晴	4歳未勝利	ケイアイテンザン 0.7	8 / 15	1枠 1番	柴田大知	53kg	25.8	8人	10-10	35.1 / 35.5	470	+4
2000/08/05 福島	芝1000m 良 曇	4歳未勝利	グレースシルエット 1.2	3 / 13	2枠 2番	柴田大知	53kg	33.4	6人	4-5	35.9 / 35.5	466	+4
2000/04/23 福島	芝1200m 良 曇	4歳未勝利	ノボナンシュウ 0.5	5 / 16	2枠 4番	柴田大知	53kg	134.8	13人	6-7	37.1 / 35.1	462	0
2000/04/01 中山	ダ1200m 良 晴	4歳未勝利	ハンディスキャナ 0.9	6 / 13	5枠 6番	柴田大知	53kg	288.7	12人	6-6	39.3 / 35.2	462	+6
2000/03/18 中山	ダ1200m 稍 晴	4歳未勝利	ホットキャスケード 2.9	13 / 16	8枠 15番	大西直宏	53kg	446.1	13人	9-12	39.5 / 36.1	456	-4
2000/03/04 中山	ダ1200m 良 曇	4歳未勝利	シンコウゴールド 1.9	7 / 11	7枠 8番	北村宏司	52kg	194.4	9人	7-7	39.3 / 36.2	460	0
2000/02/19 小倉	ダ1000m 良 雨	4歳未勝利	バシリスク 2.6	7 / 12	5枠 6番	柴田大知	53kg	159.1	9人	9-9	39.0 / 36.2	460	-14
1999/10/02 福島	ダ1000m 良 曇	3歳未勝利	エイシンジハード 1.7	7 / 7	1枠 1番	北村宏司	51kg	31.3	7人	7-7	38.1 / 37.3	474	-8
1999/09/19 中山	芝1200m 良 晴	3歳新馬	スプリングガーベラ 2.5	9 / 10	3枠 3番	北村宏司	50kg	80.8	10人	8-8	37.6 / 35.9	482

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤勝から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、佐藤勝から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、種田恵志によって210万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

9月19日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2000年）

2月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月5日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた10戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた11戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた13戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月19日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。