モリヒカリ（1997年生、母アイランドスイート）

モリヒカリ（1997年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時10歳）と交配したアイランドスイートが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2000年のエゾアカマツ特別。

経歴

デビュー前

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月18日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた2戦目は、3歳戦のマルチマックス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟ジューンシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアズマシーザーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたダイワカモン決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた12戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた14戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチパルス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた15戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエゾアカマツ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカゾノタンホイザをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

2月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた18戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。