スパイシークィーン（2004年生、母ウィリアムズヴィル）

スパイシークィーン（2004年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のフィールドアスカ（当時10歳）と交配したウィリアムズヴィルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）えりもホースクラブ。戦績は、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中橋清から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2007年）

5月11日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、セユウエイトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

7月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた6戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るキョウレイルビーを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。