アミューズチェリー（2005年生、母ダイアナチェリー）

アミューズチェリー（2005年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「楽しませる＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時16歳）と交配したダイアナチェリーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月29日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月25日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

3歳（2008年）

3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/重）に出走。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシチリアーナをクビ差制して未勝利戦を制した。

9月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた11戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。