エムエスベッカー（1997年生、母ローレルベガ）

1997.02.24

エムエスベッカー（1997年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時10歳）と交配したローレルベガが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。戦績は、地方15戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の弥生特別(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野勇から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、高知県馬主協会によって315万円で落札された。

宮路洋一厩舎（高知）へ入厩。

2歳（1999年）

6月21日、デビュー戦は古川文貴騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は497kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハンターに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユウノサトダービーに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川文貴騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハンターに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（高知ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川文貴騎手（3戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカハンターから2馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカハンターをクビ差制して勝利を手中に収めた。

11月25日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアラブ3歳優駿・銀の鞍賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2000年）

1月8日、中1週で迎えた10戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳戦の弥生特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカイヨウワールドに約14馬身の大差をつけて5勝目を手にした。

4月22日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユウデンセツに5馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のマンペイ記念（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアポロスイセイを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月4日、中3週で迎えた15戦目は、3歳オープンの南国優駿（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。