ギムレット（1997年生、母リネンコール）

Gimlet

1997.03.12

ギムレット（1997年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したリネンコールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中定彦から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって535.5万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

7月24日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月23日、中9週で迎えた4戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で仲田雅興騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は仲田雅興騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。