メランポジューム（2020年生、母ペルフィカ）

メランポジューム（2020年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前。花言葉は『あなたはかわいい』」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時14歳）と交配したペルフィカが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月6日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

10月2日、中7週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のウインエーデルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

4月8日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた5戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月9日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月20日、中2週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

10月29日、中9週で迎えた9戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

4歳（2024年）

4月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた12戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの石打特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

8月4日、中6週で迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月6日、中8週で迎えた15戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り18着に終わった。

5歳（2025年）

1月20日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のロンリープラネットに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、野島崎特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったブレイヴアウトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた18戦目は、ホワイトデー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブレイヴアウトに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4月7日、中2週で迎えた19戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスプリングヒロインカップ（川崎ダート2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯キヨフジ記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は本田正重騎手（2戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた21戦目は、きりん座特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月11日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた23戦目は、牝馬限定戦のスピネル賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月21日、中9週で迎えた24戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。