ゴールデンヨシノ（2019年生、母アーキタイプ）

ゴールデンヨシノ（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金+冠名。金色の様に輝く馬になる」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したアーキタイプが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2022年の印西市コスモス賞(一般C1四五)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、清水義徳によって1,155万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月25日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月25日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2022年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたアポロプラネット決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた9戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

9月4日、中9週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた11戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、印西市コスモス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシェーナディーヴァを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、ミカド賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサランスクを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、ゼームス坂賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦2勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、芋洗坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3月29日、中8週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、十貫坂賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた17戦目は、山王坂賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた18戦目は、神楽坂賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキョウワセイヴァーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、清水義徳によって1,155万円で落札された。

荒井朋弘厩舎（大井）へ入厩。

6月8日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、ゲンマ賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての13番ゲートからスタート。競走除外となった。

7月11日、中8週で迎えた19戦目は、六角坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したカリスマサンヒカルに半馬身届かず2着となった。

12月31日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、カウントダウン2024賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（7戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた21戦目は、道玄坂賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（8戦3勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた22戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、狸穴坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた23戦目は、江戸見坂賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（9戦3勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた24戦目は、けやき坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（10戦3勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた25戦目は、新助坂賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月17日、中4週で迎えた26戦目は、桂坂賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（12戦3勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のゴールドジャッジをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

6月5日、中2週で迎えた27戦目は、夏木立賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（13戦4勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた28戦目は、小石川賞（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（14戦4勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた29戦目は、ベガ賞（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（15戦4勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた30戦目は、トゥインクルサマー賞（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（16戦4勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた31戦目は、葉月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で達城龍次騎手（17戦4勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったロアリングルックスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月9日、中3週で迎えた32戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で達城龍次騎手（18戦4勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた33戦目は、ヴァーゴ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で達城龍次騎手（19戦4勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた34戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で達城龍次騎手（20戦4勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月7日、中2週で迎えた35戦目は、神楽月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で達城龍次騎手（21戦4勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。