イエヤス（2022年生、母ボヘミアンシュバル）

イエヤス（2022年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時13歳）と交配したボヘミアンシュバルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は幌村牧場。主な勝ち鞍は2025年のヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド佐賀第1戦(一般C2 11)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、幌村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月23日、デビュー戦は佐藤翔馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

11月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2025年）

1月11日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

5月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

6月22日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したゴームズを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったジュエリーオブラヴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた11戦目は、長谷川蓮騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイスティントに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュエリーオブラヴに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川蓮騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。