カルマンフィルター（2021年生、母カルマート）

カルマンフィルター（2021年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「観測値を用いてシステムの状態を推定するアルゴリズム。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時7歳）と交配したカルマートが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月8日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月26日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

12月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

2月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月6日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4歳（2025年）

1月13日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォージドブリックから約10馬身差の2着となった。

3月9日、中7週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で草野太郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で草野太郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で草野太郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。