トモロザベスト（2005年生、母マーズプリンセス）

トモロザベスト（2005年2月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「馬主名と明日より連想＋一番」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したマーズプリンセスが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

6月1日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/重）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウルトラペガサスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。