パルフェット（2014年生、母フレンチポップス）

パルフェット（2014年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「完璧な（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時9歳）と交配したフレンチポップスが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月23日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のビッグヒットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2017年）

1月8日、中7週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

4歳（2018年）

2月4日、約13か月の休み明けで迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた7戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

8月19日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（5戦1勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では決め手が足りず17着に終わった。