マークプロミス（1992年生、母ヤングサリー）

Mark Promise

1992.02.19

マークプロミス（1992年2月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時19歳）と交配したヤングサリーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地5戦2勝2着1回。1995年の報知杯4歳牝馬特別(牝G2)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月11日、デビュー戦は鈴木寿騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカシマライデンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（1995年）

2月5日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったユウキビバーチェにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のスノービューティに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1の桜花賞（京都芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。