モモタロサン（2004年生、母ピーチブルーム）

モモタロサン（2004年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「桃太郎さん。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時11歳）と交配したピーチブルームが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害10戦1勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月14日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3歳（2007年）

1月11日、中7週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフセノオー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

5月31日、中5週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジェットコマチを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩部純二騎手（6戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

10月6日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（7戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（8戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

12月16日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳴海特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4歳（2008年）

2月11日、中7週で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月3日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月7日、中8週で迎えた15戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルデネブに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月12日、中4週で迎えた16戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月2日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で高野和馬騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2010年）

9月5日、約20か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高野和馬騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は7戦連続で高野和馬騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（2011年）

1月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で高野和馬騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた23戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3760m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で高野和馬騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月6日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で高野和馬騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。