カウントライアン（2000年生、母カウンテスステフィ）

カウントライアン（2000年3月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ライアン伯爵」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時13歳）と交配したカウンテスステフィが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、タイガーモーションに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタカオモンタに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の秋明菊賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

3歳（2003年）

1月19日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の朱竹賞（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月31日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

10月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

4歳（2004年）

4月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月19日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2005年）

1月29日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。