キタノヒリュウ（2000年生、母キタノヒミコ）

キタノヒリュウ（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のオカノヒリュウ（当時11歳）と交配したキタノヒミコが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高伸牧場。戦績は、地方34戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2004年のアラ系3歳以上B2 B3。

経歴

デビュー前

溝橋一秀厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2003年）

4月15日、デビュー戦は竹村達也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた2戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラブリーパールを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンキノメガミを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C8-2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C7-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマノノビダンシを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた11戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザヒリュウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホーエイウッドを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホーエイウッドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジノキングを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るテイエヌアローを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を収める

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アラブノレキシにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトシザヒリュウに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

1月25日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシュワルツワンダーを半馬身振り切って制した。

2月22日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シュワルツワンダーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた23戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた26戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユニコンボーイを半馬身振り切って優勝

5月9日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（10戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロトカイザーに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

5月15日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月7日、中5週で迎えた31戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた32戦目は、池野光騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 11（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 13（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた34戦目は、柳井宏之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 14（福山ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。