ワンモアディネロ（1999年生、母ワンモアラブウエイ）

ワンモアディネロ（1999年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時6歳）と交配したワンモアラブウエイが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、中央障害17戦1勝。2006年のイルミネーションジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月26日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したウィンディマジックに3/4馬身届かず2着となった。

4月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月7日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

4歳（2003年）

5月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のセントラルマックスに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月5日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 小雨）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

8月7日、約12か月半の休み明けで迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

9月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は岩崎祐己騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2005年）

4月23日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた19戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月3日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2006年）

1月28日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた24戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外小雨/不良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた28戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月28日、中9週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月23日、中2週で迎えた32戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。14着に敗れた。

8歳（2007年）

2月3日、中5週で迎えた33戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。