ホッコーアドミラル（2021年生、母ホッコーサラスター）

ホッコーアドミラル（2021年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+提督、海軍大将」。毛色は鹿毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したホッコーサラスターが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月16日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

12月23日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダーヒヨリに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた5戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマリノレディゴーに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

1月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダバイカンティークにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月24日、中1週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の竜門峡特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の波戸岬特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のブライトスター特別（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月23日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。