ベンヌ（2022年生、母レッドフェザー）

Bennu

2022.02.26

ベンヌ（2022年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「エジプト神話に伝わる不死の霊鳥」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時17歳）と交配したレッドフェザーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月14日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレトワルダに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

3歳（2025年）

5月17日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレーティッシュに7馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

8月30日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの千歳特別（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリアライズカミオンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月25日、中7週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの河口湖ステークス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。