ミスターヨシゼン（1984年生、母ヨシゼン）

ミスターヨシゼン（1984年3月20日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時8歳）と交配したヨシゼンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田秀雄。戦績は、地方25戦15勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の全日本アラブ大賞典。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1986年）

11月27日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシンゲツに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

3月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、佐々木忠昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングトウコウに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月31日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忠昭騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチグサトツプに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忠昭騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の桐花特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忠昭騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイキワンに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忠昭騎手（4戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトリプルエースに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月21日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦のアラブ王冠賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忠昭騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモノーブルに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月10日、中6週で迎えた8戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忠昭騎手（6戦5勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1988年）

2月4日、中7週で迎えた9戦目は、立春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忠昭騎手（7戦5勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた10戦目は、銀盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忠昭騎手（8戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後はアサカコトブキと並んで5着同着となった。

4月10日、中3週で迎えた11戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカコトブキからクビ差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月3日、中5週で迎えた13戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、渋谷特別（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトスズハタに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、朝凪賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシヨウオーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月19日、中3週で迎えた15戦目は、ワード賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシヨウオーに6馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、小岩特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシヨウオーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月28日、中2週で迎えた17戦目は、勝島賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた18戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のオタルホーマーに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（1989年）

3月29日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、銀盃（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワジユリアスに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

4月20日、中2週で迎えた20戦目は、船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエイヒロボーイから半馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた21戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、青葉特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノフアストに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月18日、中9週で迎えた22戦目は、ワード賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトスズハタから1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中9週で迎えた23戦目は、東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。3着に入った。

10月16日、中2週で迎えた24戦目は、おおとり賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマンリーケープに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

12月7日、中6週で迎えた25戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロタケスターに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする