フクノフードゥル（2021年生、母フクノドリーム）

Fukuno Foudre

2021.03.20

フクノフードゥル（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のThunder Snow（当時7歳）と交配したフクノドリームが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は株式会社 ケイズ。2023年の’23ジェムストーン賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

五十嵐冬樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

8月15日、デビュー戦は阪野学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったスティールドリームにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月4日、中4週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルーセントメジャーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のシマエナガ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったミモレフレイバーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のおおわし特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のハイグッドパワーに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの’23ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のミモレフレイバーに1馬身3/4の差をつけて3勝目をマークした。

3歳（2024年）

4月26日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサブノコイゴコロに1馬身3/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月29日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦4勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

12月4日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、カノープス賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦4勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、カプリコーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4歳（2025年）

1月30日、中3週で迎えた11戦目は、フロストフラワー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（7戦4勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月12日、中5週で迎えた12戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、プリムラ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。