ブラックレーション（2022年生、母ラハイナⅡ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、本間茂によって2,420万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月4日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

11月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳（2025年）

6月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

9月7日、中5週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったキタノブリッジにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のスカーレットクロスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月7日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキーソナタを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

10月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィヴァムーンに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョリーロジャーに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。