ネバーキャッチミー（1998年生、母Miss Demure）
Never Catch Me
1998.03.24
ネバーキャッチミー（1998年3月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のStorm Bird（当時20歳）と交配したMiss Demureが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地18戦2勝、地方4戦0勝。2001年の昇竜ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 22戦2勝 [2-0-2-18/22]
- 総賞金国内
- 2,221万円
- 生年月日
- 1998年3月24日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 赤嶺本浩大井
- 馬主
- 新木鈴子
- 生産者
- R. D. Hubbard & Constance Sczesny
- 抹消情報
- 中央：2003年4月6日抹消
地方：2003年12月31日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のMiss Demureは海外重賞1勝（英国芝）。祖母のLarosternaは海外3戦0勝。曾祖母のLownaは海外3戦2勝。父のStorm Birdは海外G1・1勝（英国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 5*7×7*7*7 | 6.25% |
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Sickle＝Pharamond | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 4×6*6 | 9.37% |
| 牡 | Native Dancer | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Hyperion | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Blenheim | 6×6*7*7*7 | 5.46% |
| 牡 | Rabelais | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Blandford | 7×7*7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Tetratema | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Gainsborough | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Display | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Chaucer | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Teddy | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Nasrullah | 5*5*7 | 7.03% |
| 牡M | Wild Risk | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Donatello | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Court Martial | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Owen Tudor | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7×7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ストームバード系
- ファミリーナンバー
- 6-f
レース成績
経歴
デビュー前
田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
11月12日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラインプログレスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
12月17日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
12月24日、連闘で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。
3歳（2001年）
2月3日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。
3月3日、中1週で迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のトーホウサンダーに1馬身半の差をつけて優勝
4月1日、中3週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。
4月22日、中2週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。
5月20日、中3週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
6月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月29日、中6週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。
8月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
10月21日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の天王山特別（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。
4歳（2002年）
10月6日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。
11月13日、中2週で迎えた16戦目は、千種川特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた17戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。
5歳（2003年）
3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。
3月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。
3月30日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
6月8日、中9週で迎えた21戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、早乙女賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。
6月26日、中2週で迎えた22戦目は、夏木立賞（大井ダート1190m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。