ザセイシュンズモウ（2016年生、母ラブルビー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ムラヤマ・ブラッドストックによって270万円で落札された。2歳のとき、へいはた牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、芳賀克也によって594万円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月5日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

3月9日、中8週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた5戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったノースカガヤキに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュネルハルバートに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったケンブリッジジッタを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のオーミルーティンに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月27日、中4週で迎えた17戦目は、オッズパーク2019杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2020年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。