カシノアスワン（2003年生、母ダンシングダマスカス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮崎牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、宮崎牧場から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、柏木務によって210万円で落札された。

2歳（2005年）

7月17日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚に勢いがなく18着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シアワセナンダッケにクビ差交わされて2着となった。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、シンボリカッシーニにアタマ差交わされて2着となった。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

12月17日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ゴールドオアシスに交わされて4馬身差の2着となった。

3歳（2006年）

10月28日、約10か月半の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月9日、中5週で迎えた10戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリズマティックに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B1-2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上B1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

8月25日、中5週で迎えた20戦目は、玄界灘特設（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で南谷圭哉騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で南谷圭哉騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた22戦目は、仲秋特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で南谷圭哉騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。