アメリカンバー（2022年生、母ブラックモリオン）

American Bar

2022.04.21

アメリカンバー（2022年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカのバー」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したブラックモリオンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

宮地貴稔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3歳（2025年）

1月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したハグを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月22日、中6週で迎えた3戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ランツフートに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月16日、中2週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5月25日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は吉村誠之助騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のサントモナルカを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。