パワーシンゲキ（1984年生、母マークリパワー）

Power Shingeki

1984.03.30

パワーシンゲキ（1984年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時7歳）と交配したマークリパワーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月10日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた4戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったウメノレイホーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったクシロローズに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月27日、中7週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。