カイシュウマックス（1994年生、母ダイアモンドレイ）

カイシュウマックス（1994年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルション（当時13歳）と交配したダイアモンドレイが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は1997年のベストステッキ特別南関東。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月22日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着を確保した。

4月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5月25日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のマルチレッグ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のベストステッキ特別南関東（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のターフビューティーをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月31日、中4週で迎えた6戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。