ハルマサダ（1984年生、母フエアアスター）

Harumasada

1984.05.11

ハルマサダ（1984年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジヨンテイオンブル（当時11歳）と交配したフエアアスターが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地15戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

5月23日、デビュー戦は吉永良人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/不良）に出走。馬体重は508kg。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた2戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた3戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、苛烈なペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイナレビューに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の渡島特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手（4戦1勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

12月6日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で猿橋重利騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で猿橋重利騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は猿橋重利騎手（7戦1勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は北川和典騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウグランドに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月13日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永良人騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。